May 4, 2022
本稿は『リモートマネジメントの教科書』を読んだ感想である。この本ではリモートワークという環境の変化にマネジメントがどのように対応するべきかが解説されている。私は現在、複数のサブチームからなる大規模チームのマネージャーを務めているが、リモートワークとは異なる文脈で、この大規模チームのマネジメントにおいても本の内容は参考になるものだと感じた。以降では、「大規模チーム」というのは複数のサブチームからなる大規模チームのこと指し、「マネージャー」というのはその大規模チームのトップのマネージャーのことを指す。
『リモートマネジメントの教科書』には、リモートワークがマネジメントを難しくする要因として以下が挙げられている。※ 私の解釈に基づく表現
大規模チームのマネジメントにおいても同様の問題があり、それがマネジメントを難しくしている。
リモートワークへと環境が変化し、仕事の進め方も変わった。それに合わせてマネジメントのやり方も変えていく必要がある。同様に大規模チームのマネジメントも、一つのチームのマネジメントとは変えていく必要がある。問題の構造が似ているので、リモートマネジメントで意識すべきポイントは、大規模チームのマネジメントにおいても応用できるものだ。
『リモートマネジメントの教科書』は、大規模チームのマネジメントという文脈においても良い学びが得られる本だった。